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著作権放棄が認められないケースとその対処法

著作権法や慣例では、著作権放棄が認められないケースが存在します。
著作権放棄が認められないケースの例と、その対処法を紹介します。著作権放棄の前に、今一度、これらの項目に当てはまらないかご確認ください。

著作権放棄が認められないケースとその対処法

同人作品の場合

有名なキャラクターの模写や、他人の作品をもとにした同人誌などは、もとになった著作物の権利者が著作権放棄しない限り、著作権放棄できません。パロディも同様です。

対処法:

オリジナルのキャラクター・オリジナルのストーリーの作品にする。

引用を含む場合

他人の著作物からの引用を含む場合は、自分が著作権放棄しても、引用部は著作権で保護されたままになります。ただし、引用元の著作物が、すでに著作権放棄されている場合は問題ありません。

対処法:

引用を避けて完全自作の内容で置き換える、 著作権が失効した文献から引用する。

他人の似顔絵

他人の似顔絵には、その人の肖像権が及ぶため、その人の許可なしに著作権放棄するのは避けるべきです。
特に、有名人をモデルとした似顔絵の場合は、より注意が必要です。

対処法:

モデルとなった人物に許可を得る。

フリー素材を使用した場合

フリー素材として配布されているものを、作品の一部として使用している場合は、使用したフリー素材の利用規約に目を通しておく必要があります。
現在、フリー素材には、利用は無料ですが、著作権は放棄せず、商用や改変に制限を設けているものが多く見受けられます。
このような著作権放棄されていない素材を利用した場合は、上記の引用を含む場合と同様、完全に著作権放棄できません。

対処法:

著作権放棄された素材だけを使う。



※上記のケースはあくまで一例です。これら以外にも、著作権放棄が認められないケースが存在する可能性はあります。より確実な著作権放棄をお考えの方は、法律関係の専門家にご相談ください。